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Author:seikaiji02
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祠堂経に寄せて2019 |
祠堂経によせて
昨年、私は五十歳になりました。
まだまだ若いつもりでしたが、目はショボショボし、 「字が小さすぎて読めない!」と思わず叫びたくなります。 幸いこれといった大病にはかかっていませんが、これから病院通いも始まるかもしれません。 皆様にご迷惑をおかけするかもしれませんが、そうならないようにできるだけ健康に気を付けたいと思います。
厚労省が発表する昭和四十三年生まれ男性の平均寿命は、69・05歳です。 私の余命は、残り二十年弱となります。 「おや?」 と思われた方もいるかもしれません。
昨年7月のニュースでは、 「日本人の平均寿命は女性が87・26歳、男性が81・09歳でいずれも過去最高を更新」 とありました。 実はこのニュースは昨年0歳の人が、統計に基づいて平均であと何年生きるかという「平均余命」の見込みを推計して、 平均寿命として発表した、ということです。
平均死亡年齢と誤解している人が多いので、毎年流れるこの平均寿命のニュースは、誤解を招きやすいと思います。 平均死亡年齢を知りたいと思い、厚労省や保険会社のウェブサイトを調べたりしましたが、私の知る限り、どこも発表していません。
じゃ、私の余命は二十年弱ということなのかと少しがっかりしていると、厚労省は五年に一度「完全生命表」というデーターを発表していることが分かりました。
これは国勢調査の結果をもとに各年齢の人が、あとどれだけ生きる可能性が高いのかを示しています。 2015年発表の完全生命表によれば、現在五十歳の男性は、平均32・36歳の余命があるそうです。 「なんだ、平均寿命とあんまり変わらないな」と、ほっとしました。
だからと言って、私自身の余命や死亡年齢は、誰にも分かりません。 本当はこれが一番知りたいし、これが分かれば平均の数値なんて知らなくてもいいくらいです。 あらためて、いつ尽きるのか分からない命をいただいているのだと思います。 もうひとつ感じるのは、分からないからこそ身体が動くあいだは動いていきたい、ということです。 いずれ動きたくても動けないときがくるからです。
さて今年の祠堂経についてですが、今回は案内のチラシを作りました。 そこに、あらためて祠堂経の意味と今回の布教使の紹介をしました。是非、ご一読ください。 是非お誘いあわせのうえ、お参り下さい。 身体が動くあいだに、是非一度お寺に足をお運びください。
【お知らせ】 毎月第四土曜日を基本として、英語を通しての交流会(メリケンアワー)を始めてから一年が経ちました。 ケリン先生の魅力のおかげで、毎月たくさんの子どもたちが集まります。 十月のハロウィンイベントの時には、子ども約三十人、大人約二十人が集まり、大盛況でした。
平成三十一年三月三日 誓海寺住職 醒井秀和
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